実践することの大切さ

私、人材育成トレーナーとして様々な企業の総務(研修企画担当部署)の担当者の方とお会いしますが、人材育成は、登壇する講師の先生に話してもらって、それを受講する社員の方が聞くという関係で成り立っていると考えている担当者の方が非常に多いように思います。

もう少し別の言い方をすると、人を育てるという行為は、研修やセミナーを受講するだけではなく、日常の就業時間中においても養われるべきであるということ、つまり、研修会場の机上で習うこと以外に、日常生活の実践の中で体験から新たに学ぶことや、机上で学んだことを実践することによって落とし込んでいくという作業が、人を育てる上で非常に重要であるということに気づいている担当者の方が少ないと感じています。

ややこしい言い方で恐縮ですが、かなり重要なポイントです。

どんな研修を受けるか、誰の研修を受けるかということよりも、研修で教わったこと、感じたことを日々どういう風に活用して過ごしていくかということの方が重要なのです。

研修で学んだことを実践するのは、日々の生活の場なのです。

自動車教習で言うと、学科と実技。室内で学んだことを実際に教習所のコースや路上に出て出来るようになるように訓練する。机の上で学ぶだけでは運転は上手くならないのです。

私のセミナーを受講された方も「大変わかり易かったです」「よく理解出来ました」と受講後の感想を述べて下さいます。

しかし、時間が経てば聞いたことは忘れてしまうので、次回お会いしても何も変わってないことがあります。

このように頭で理解したことや聞いたことは、実践しなければ意味がないのです

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最近よく使われるようになった言葉に「インプット」「アウトプット」という言葉があります。

インプットの意味は、本を読んで知識を得たり、講演を聴いたりすることで、自分のために情報を仕入れることを意味します。

逆にアウトプットの意味は、そこで学んだことを人に伝えたり、実際にやってみることを言います。

別の記事でもご紹介した通り、私は沢山の本を読みます。

もう20年近く前になりますが、人材育成トレーナーとして師事している佐々木泰明氏から「収入の10%を本代に当てなさい」と教示いただいたのがきっかけです。

「本を読むということはその本を書いた著者から学ぶということです。色んな人が色んな事を本にしてくれています。自分で調べて知識を増やしていくのは時間が掛かりますが、本を読むことで先に経験した人から教えてもらうことができるのです。学ばないともったいないですよ」と教えて頂きました。

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そのインプットをずっと続けてきたことで、私も人前でお話しする材料には困らなくなりましたが、考えてみると読むことはインプット、人前で話すのはアウトプットなのです。

最近、色んな人が色んな情報を様々な手段で発信しています。私の携帯電話にも毎日メールやSNSから数えきれないほどの情報が送られてきます。

全部インプットできないので、参考になるものには必ず目を通して自分の中で咀嚼したり、腑に落としたりして理解を深めていきます。

それを人材育成のプログラムに肉付けすることで、新しい情報を皆さんにお伝えできるようになるのです。

ここまでお話ししてきたインプットとアウトプットですが、皆さんはどちらが大切だと思いますか?

もうお分かりだと思いますが、学んだことはやってみるということが重要なのです。

セミナーをたくさん受けたり、本をたくさん読んだりしていても、その後であなたが何もしなければ今のあなたのままです。

お金の無駄使いなのでやめた方が良いと思います。

自分という器に情報をインプットし続ければ、未完成のパズルがどんどん埋まっていくような感覚を受けている人は要注意。

自分がまだ知らない新しい情報が毎日のように入ってきます。古い情報は削除されたり、正しい情報に書き換えられたり、常に形が変わっていきます。

もう少しすれば完成するという日は残念ながら来ません。

もう少し成長したらやろうと決めていることは、ある程度知識量や経験が増えたら、先延ばししないでやってみてください。

バンジージャンプに似ています。飛べる準備が整っていても、飛ぶ!って決めてない人は飛べません。ジャンプするラインの手前で待っていても時間がたてば飛べる訳ではありません。覚悟した人だけが飛べるのです。

人材育成トレーナーの私が断言します。

自信がつくのを待ってたら始められません。自信のない人はずっと自信がないままですから。

実際にやってみることをお薦めします。やらないと何も変わりませんから。

ワクワクしますね!

もう準備はできています。

さあ!いまから何をしますか?

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